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超訳 古事記

口から口へ、耳から耳へ、語り伝えられた文学だからこそ、口語体で「詩」のようにまとめた(=超訳)というこの本。古事記ははじめて読んだのだけど、生と死を繰り返していく神々のキャラクターとその躍動感は、ヒトが考えたストーリーなのかどうか?疑わしくなるほど、洗練されていた。

アフロ・ディズニー2 MJ没後の世界

本書のテーマと言える、「ブラックカルチャーとオタクカルチャーの見立て」は、まさに今、村上隆氏のヴェルサイユ展で起きている批判的な状況とシンクロしているとしか思えない。アンダーグラウンドからオーヴァーグラウンドへ、ストリートからモードへと変化してった音楽・服飾・アート等におけるブラックカルチャー。そしてそれに続きつつある、オタクカルチャー。自分には関係ないものと拒絶するのは簡単だけど、それではもったいなさすぎる。

twitterレシピ

ありそうでなかった本格フレンチの140字レシピ。
あのわさびパスタも、家で簡単につくれそう。

LIBERTINES MAGAZINE

「最近は BRUTUS も買わなくなったな」と思いながら本屋の棚を見渡していて、ふと手に取ったのがコレ。はじめは特集に惹かれたのだけど、パラパラめくってみると・・・、それぞれの記事や写真、編集、ページ構成からは、切り口がちゃんと鋭角になっているような”攻め”の姿勢が感じられる。そして、レビューのコーナーでは、本・音楽・映画・アートだけでなく、漫画やゲーム、CMなど、いま注目すべき40作品がピックアップされ、雑誌というよりWEBに近い多様性と疾走感もある。なんだか、久しぶりにワクワクする雑誌に出会えた。奇数月の10日発売ということで、次号は9月10日。もう間もなく。

モチベーション3.0


* [View subtitles]から日本語字幕が見られます。

モチベーション1.0 = 生物として生存するための動機
モチベーション2.0 = 報酬と処罰による動機
モチベーション3.0 = 自らの学び・創造・他社への貢献による動機

・・・として、創造性の高い仕事における報酬が実はモチベーションを低下させているという科学的事実を暴き出す。WikipediaやGoogleなど、新たな時代のモノづくりや働き方が世の中に大きな影響を与えている今、産業革命以後約200年の間、非常で有効だったモチベーションのOSが、2.0から3.0へとバージョンアップされていることを意識せずにはいられない。OSの変わり目を認識するには最適な一冊であるが、それをどう実践するかは自分次第。

建築からみた まち いえ たてもの のシナリオ

久々に読んだ建築本。貝島さんの視点は、アノニマスな建築や都市を不可解なものとして排除するのではなく、分析し受け入れることが前提。そしてそこで発見されるのは、自然の姿にも似た人工物のダイナミズム!建築のオモシロさは、決して「つくること」だけじゃないことに気付かされる。また、ペーター・メルクリの建築について書かれた『建築を読み、考えること』は、それとは逆に「つくること」について、徹底的に考えさせられる文章。何度読んでも飽きない。

have a good time with this books !

「四国らしさ」ってなんだろう?ノート

shikoku

先日もらったこの小冊子。いわゆる大都圏ではなく、イギリスの中の「スコットランド」や東アジアの中の「台湾」と暮らし方や働き方を比べることで、日本の中の「四国」らしさを探ろうというもの。ある一定の価値観をベースにするのではなく、多様な価値観をそのまま受け入れることで、地元意識を相対化してみること。そして、4県それぞれの県民性+『四国人』の視点を持つことが、新たな発見や共同体意識につながっていく・・・。石川県出身の僕であれば、石川・富山・福井(北陸三県)の『北陸人』の視点を、これからもっと意識してみようと思った。

ポップカルチャーの教科書

この特集は即買い!あれこれ どどんと30年分、かなり読み応えありそうだ。

1Q84 BOOK1-2

いよいよ2日後に迫った 1Q84 BOOK 3 の発売!ということで、もう間もなく、再び村上春樹の世界観に飲み込まれる日々が始まる。リトル・ピープルとは?空気さなぎとは?天吾と青豆は出会えるのか?そして、たくさん謎がまた少しずつ紐解かれていくのか?さて今宵は、公園の滑り台のてっぺんに腰を下ろして、月を見上げるとしよう。月が一つあるのか、二つあるのかは、見てのお楽しみ・・・。

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