- 2009-02-08 (日) 23:04
- IGLU tokyo
建築を志したことがある人なら、一度は想像する最小限のユニット建築。これまにありそうでなかったその夢の箱が、目の前に。それがこの、スキーマ建築計画らによる3mCUBEのセカンドハウス、PACO。
外観は、窓のないホワイトキューブですが、斜めに切り込みの入った部分から、その名の通り屋根がパコッと開きます。そしてキューブの中は、居室と床下の2層構成になっていて、居室にはハンモック・キッチンなど。そして床下には、レベル差をうまく利用したトイレ・シャワーと寝室兼収納スペース。それぞれミニマムな設備ですが、収容人員1.5人ということであれば充分。ディテールもきれいに収められています。現状では、給排水と電気が必要ですが、将来的には太陽光発電を使うなどして、インフラに頼らず無人島に設置するのが夢なのだそうです。
そんなPACO。何よりスゴイのは、購入できる!と言うこと。
例えば、フルスペック(キッチン、シャワー、シャワーカーテン、トイレ、床エポキシ塗装仕上げ、天井照明)のPLAN Aならば、6,300,000円。水回り設備なしのPLAN Cならば、4,725,000円。気軽に買える値段ではないですが、消費税込+夢込の価格ならば、それほど高くないかも知れません。大自然の中はもちろん、都内のビルの屋上に置いて使うのも楽しそうですね。
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