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Olive1982-2003 雑誌『オリーブ』のクリエイティビティ

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創刊号からずらっと揃えられた誌面をパラパラ眺めていると、今に通ずるファッション×カルチャーの先進性が伝わって来る。オザケンの連載もあったりして、Olive を手に取って見たのは、たぶんこの日が初めての僕も、結構楽しめました。

第68回 現代美術展

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親からタダ券をもらったので、ふらりと見に行く。21世紀美術館と県立美術館の2会場にわかれ、日本画・洋画・彫刻・工芸・書・写真の6部門から、一般作品と委嘱作品がずらすらっと展示されていた。何気なく見ていても一目でわかるのは、一般作品と委嘱作品のレベルの差。そして、その中でも際立つ、陶芸や漆器などの工芸レベルの高さでした。またふだんは、ばっちりキュレーションされた21美の企画展示室が、今回まったく緊張感の無い空間になっていた(目的が違うから当然なのだけど…)のも印象的でした。ちなみに言っておくと、第1回は昭和20年なので、いまや現代美術というより近代美術な展覧会ですね。

学生による建築設計展 @カナザワ

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今年から始まった、金沢を計画地にした学生の建築設計展。この日あった講評会では、卒業設計から学部生の課題まで、それぞれの作品についてのプレゼンや議論が繰り広げられました。学生主体でこういう企画が始まったことは素晴らしい!ただ、展覧会自体については、事前の準備期間が短かったせいか、作品数が少なかったり、参加基準があいまいだったり、会場の雰囲気作りや進行がうまくできていなかったりと、言いたいことはたくさん・・・。来年は、他地域の学生建築展にはない「金沢らしい」審査基準や審査方法をしっかりと決めて、継続していく仕組みをつくって欲しいと思います。期待してます。

古き金沢/石川と和洋美術 復刻絵葉書展

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うつのみや(書店)で見つけた、昭和初期!?の金沢市香林坊の写真。場所はおそらく、大和デパートと109のある交差点あたり。道の脇に国旗が並んでいるので、祝日 or なにかイベントがある日だったのだと思うけど、この人の数は凄すぎる。この頃は路面電車も走っていたし、当時の日本では最先端の洋館もたくさんあったようだし、いま以上に北陸の中心街として賑わっていたんだろうな。さて、これからの香林坊はどうなっていくんだろうか。

田中一光ポスター 1980-2002

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インターナショナルなんだけど、どこか日本っぽい。幾何学的なんだけど、どこか手跡が残る感じ。パッと見ただけで、田中一光とわかる強烈な個性はどこから生まれたんだろうか?デザインはいくつも知っているけど、あらためて著書を読んでみたくなりました。

POSTALCO Wheel Printer

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ポスタルコの新作、ウィールプリンターの実演会。「チャーハンを作るように毎回違う模様ができるんだよ。」と、マイクさんから的確な !? 説明あったり、ゆっくりと丁寧に機械を操作する姿があったりと、モノづくりの楽しさや真剣さが伝わってくるイベントでした。写真はその様子。機械を動かすスピードやインクの付いたウィールを押し付ける強さによって、線がズレたり、カスレたりすることで、毎回違う模様ができる仕組みになっています。会場では、このウィールプリンターや発想から実現へのプロセスをまとめたスケッチなどが展示されている他、ポスタルコ製品を使った田中功起さんの映像作品も必見です。

上出長右衛門窯の工場 こうば 展

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上出長右衛門窯の工場 こうば 展で、工場での製作工程をはじめて知りました。ハイメ・アジョンさんとのコラボレートした九谷焼も、ひとつひとつ丁寧にカタチづくられ、窯に入れられ、絵付けされていく・・・。工場にいる職人さん達の世界観を垣間見れたような気がしました。いつか、工場見学できるといいなぁ。

重森三玲 北斗七星の庭_展

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近代の作庭家 重森三玲の展覧会。ワタリウムの会場自体が作庭的に構成されていて、とてもバランスよく充実した展覧会でした。これまで『庭』というものを意識して見たことは無かったのだけど、擬似再現とはいえ、対象物にしっかりと向き合えたのは収穫。これを機に楽しみがひとつ増えた感じがしています。そして、三玲の生き方を通して、僕もまだまだやれることは無限にある!・・・と思い、身が引き締まりました。

初詣 2012

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新年の初詣は、白山さんだけじゃなく、こちらにも足を運びます。毎年のことながら、1/2・1/3にも臨時開館していることは、正月帰省組にとって嬉しいこと!写真は、企画展を見た後で、館内の託児室に山積みになっていた白い動物たち。何やら子供向けのワークショップに使われているようですが、白クマ好きにとっては展示以上に気になる光景でした。

DOMA秋岡芳夫展

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我ら竹とんぼ奇(貴)族。

ぼくは竹とんぼ作って楽しんでいる。まさかこんなに続くとは思わなかった。

こうすればこうなる。この技術はここで使えばよい。
これで作ればこんな形になる等々わかるまでが楽しいのだ。

わかってしまった後、それを作ることは、ある意味で苦痛になる。
なぜならば、それ以降は創造ではなく、
おおげさに言えば工業製品を作るのと変わらない。

作りながら考え、考えながらつくる、この楽しみは他のものには変え難い。
竹とんぼをいまだに作り続けているのは、まだ行きつく先が見えないからだと思う。

本来のデザインとは、単なるカタチだけではなく、生産・流通・価格・生業・まちづくりなど、横断的に「モノの在り方をカタチづくること」だと気付かせてくれる展示。数ある展示のなかでも、最も印象的だったのは、2,000機もあるという、晩年の秋岡さんがつくり続けた竹とんぼ。それぞれにナンバーが付けられ、羽のカタチ・角度・反り・枚数・薄さ・重さなど、あらゆるパラメーターが少しづつ調整されていて、その美しいフォルムにはうっとりしてしまうほど。空に放物線を描く姿を想像しながら、じっくりと観察しました。デザインに関わっている人には、ぜひ見に行って欲しいと思います。

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