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いしまるあきこ(が)感謝(する)祭

ishimaru

友人に誘われ、「モノのプレゼントよりプレゼンを!」という誕生日プレゼンイベントに行く。建築系はもちろん、パフォーマー系、IT・デザイン・アイディア系というように、あらゆる領域のプレゼン・パフォーマンスが勢揃い。どのプレゼンも、自由で、オリジナリティとユーモアがあって、刺激的でした。そして、最後のプレゼンはいしまるさん。ふわっとしていながらも芯のある、不思議な感じの方でした。

第6回 D勉強の会 馬場浩史

starnet

今回のゲストは、栃木県益子・STARNETの馬場浩史さん。

印象に残ったのは、「なにか新しい事をするには、自分がいま持っているものを捨てないといけない」という言葉。多彩な活動をされているだけに意外な言葉でしたが、きっと、不必要なモノをどんどん削っていくことで、必要なモノをより際立たせるということなのでしょう。

余計なことに惑わされず、よりシンプルに、自分の居場所をつくっていくこと。東京の独特なスピード感の中にいると忘れがちな感覚に、気付かされました。

第3回 形式の際 青木淳×菊地成孔×岡田猛

kiwa

青木淳×菊地成孔という、僕にとってこれ以上ない2人による奇跡的なトークイベント!
(ちなみに岡田さんは東大教授の方だそうです。)

とくに気になったのは、お2人のモダニズムとポストモダニズムの捉え方について。音楽ジャンルで唯一モダンという言葉が付くモダンジャズに対する、ポストモダンなジャズ。モダニズムの文法をそのままに、表層を引用することによる建築のポストモダン。そんなジャズと建築、どちらにも共通するのは、ポストモダンとは非常に曖昧なものであったということ。そして、曲作りやデザインするにあたっては、モダニズムの「コア」にあたる部分を解体・分析、もしくは再評価することを常に意識しているということでした。

また一方で、最近個人的に意識しているのは、それぞれの専門分野をベースにした「異種格闘技」的な強度。今日の場で言えば、ポストモダンに始まり、デギュスタシオンフロイディアンクロノス時間とカイロス時間などなど、これらのキーワードに対して、いかに瞬発力を持ってコメントができるかどうか。そういう意味では、この日のジャズvs建築、菊地さんのトークの切れ味に、アウェーながら建築の敗北でしたね・・・。

工藤省治×ナガオカケンメイ

kn

「中国の宗時代のものにはかなわない」「イランの博物館で見た唐草模様に刺激を受けた」という、砥部焼の陶芸家・工藤省治さんの言葉からは、自分の作品に向き合い活動を続けることが、民族や歴史を超えて世界とつながっていくという、陶磁器の奥深さを感じました。

考えてみれば、衣食住でいうところの衣服や住まいに比べると、食の要素である器、とくに陶磁器は世界中いたる所で作られ、何千年もの間、大きく変化していないように思えます。それゆえに、最新の技術やテクノロジーうんぬんではなく、身体的な感覚に近いぶん、作り手の思いが直にモノに伝わりやすいのでしょう。良い土があるといった条件はあるとしても、焼き物産地が、地方のとくに山奥に多いのは、その由縁なのかもしれません。

手に持って毎日使い続ける中で、作られた時代と町の風土、そして作り手の思いがちゃんと伝わるもの。それがきっと、よい陶磁器の条件。愛媛県砥部町に行ってみたくなりました。

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