- 2011-03-20 (日) 23:35
- IGLU kanazawa
モノクロ写真からカラー写真へ、そして更なる芸術表現として・・・、カルティエ・ブレッソンからエグルストンへ、そいてベッヒャーやティルマンスへと繋がっている写真史。そこには常に「写真はアートであるか?」という議論が付きまとう。携帯電話やデジカメなど、誰もがカメラを手にする時代になったからこそ、誰もがカメラを持てば写真家になれる訳ではない。そんな時代の中でホンマタカシ氏の写真は、目に映る表面的な美しさではなく、人物であれ、自然や風景であれ、建築物であれ、その『あり方』に焦点を合わせ、主観を排除したドライな視点から写し取っている。「そんな写真がアートと呼べるかどうか?」については、自分ではまだよくわからない。ただ、わからないままこれだけ惹きつけられるからこそ、アートと呼べるのかもしれない。
また、21美のすぐ脇にある ギャラリーSLANT では、本展のB面として、建築写真に絞った展覧会が開催されていた。作品数や規模はまったく異なるものの、こちらも本展に匹敵する見応えあり。気さくに話し掛けてきてくれる、オーナーさんとの距離感も心地良かった。
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Comments:2
- washida 11-03-22 (火) 19:02
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お久しぶりです!
時々こっちに帰って来てるんですか?
機会があったら飲みましょう♪ - taka 11-03-23 (水) 2:26
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>washida
ひさしぶり!
このホンマタカシ展は、2月に行ったときのことですw
次は・・・4月に金沢で建築のトークイベントをやる予定だよ。今週中には内容をリリースするので、あらためてメールします!
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