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終末のフール

「8年後に小惑星が落ちてきて地球が滅亡する」と発表されて5年後・・・B級SF的とも言える突拍子もない設定で描かれているのは、仕事やお金、未来に束縛されない状況になって初めて鮮明に浮かび上がる、今日という1日を「生きる」意味。仙台北部の団地「ヒルズタウン」の住民たちのリアルな世界観は、よりどころのなくなった今の時代のパラレルワールドである気がしてならない。

Comments:2

あさぎ 10-10-24 (日) 16:11

この本、一度読み始めて夢中で読んでいたんですが、
だんだん怖くなってきて、中断しています。
早く最後まで読まなくては。

昨日「重力ピエロ」のDVDみました。
伊坂ワールドに引き込まれました!面白かった~。

taka 10-10-24 (日) 17:43

>あさぎ
実は僕もまだ途中(「冬眠のガール」まで読了)です 笑
怖さというよりかは、話を終わらせるのがなんだかもったいなくて・・・。

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