- 2011-02-03 (木) 22:20
- IGLU tokyo
愛する者を亡くした悲しみを、癒すことはできない。悲しみを悲しみぬいて、そこから何かを学び取ることしか、僕らにはできない。
ワタナベ本人のセリフにもあるように、酷くややこしいストーリー。ただ、映画が伝えたいメッセージは極めてシンプルで、言葉ではなく感覚にガツンと訴えてくる。原作は読んでいないぶん、それとの比較はできないけど、見終わった後、しばらく放心状態になるほど、奥行きの深い映画でした。また、雨や雪、深い緑など、登場人物の心情を暗喩的に表現していた、トラン・アン・ユン監督の映像美も素晴らしい。
- Newer: チャンチキトルネエド
- Older: Cube Light | Ai Weiwei
Comments:2
- washida 11-02-04 (金) 18:00
-
原作、映画共に見て思うのは、
まず、原作は面白くない。
(その他の村上作品は好き)映画はあの監督だから別の価値が生まれている。
- taka 11-02-04 (金) 23:47
-
>washida
なるほど。
僕は1Q84の他、村上作品はほとんど読んだことがないので、
やはり一度、読んでみたほうが良さそう。