- 2009-07-22 (水) 20:07
- IGLU tokyo
今回のゲストは、クラフトバイヤーの日野明子さん。
ナガオカさんとのトークでは、マイペースな日野さんを中心に、行ったり来たりのいろんな方向に話が展開され、聞く側はそれに着いていくのが精一杯でしたが、帰宅した後、d long life design 20号の巻頭インタビューを落ち着いて読んでみて、あぁそういうことかと自分なりに納得できました。
それは「モノをつくる人と使う人をつなげること」が仕事という、”ひとり問屋”の日野さんが扱っている商品は、陶器や漆器などの具体的なモノ以上に、それを媒介としたコミュニケーションじゃないかということ。大企業の大きなビジネスではまだまだ難しいけれど、個人をベースとしたビジネスでは、日野さんの言うような、つくる人・売る人・つかう人が同じ価値観や意識を共有することが大切だと思うし、これからはもっとそうできるはず。例えば、ちょっとくらい納期が遅れることがあったって、その人とじっくりやりとりを重ねる中で、継続的に仕事がしたいと思えるかどうか。自分の仕事に対して「誠実な気持ち」があれば、それはモノを通して自然と伝わるんでしょうね。
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