- 2009-04-22 (水) 22:50
- IGLU tokyo
これまでは別々に扱われることの多かった「デザイン・構造・設備」を、三位一体に扱うようになってきた現代建築。その総合的なエンジニアリング会社として、牽引しているのがアラップ。写真だけでも感動するロンドン動物園のペンギンプールに始まり、銀座のメゾン・エルメス、新宿のモード学園コクーンタワーなど、そのプロジェクトは数え上げれば切りがない。
展覧会で印象に残ったのは、検討段階でのスケッチの面白さ。構造の力の流れや空気の動きなどが、エンジニアらしく明解に図示されていました。最終的にはPCでの綿密なシミュレーションを行うのだろうけど、こういうクリエイティブな要素があるからこそ、建築家にも支持されるんでしょうね。
また今回の会場となっているのが、今年の建築学会賞を受賞したニコラス・G・ハイエック センターの最上階14階のふだんは入れないイベントスペース。設計は坂茂ですが、もちろんアラップの仕事でもあります。
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