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THE OUTLINE 展

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輪郭とは、空気や周りの雰囲気との境界になるだけでなく、肌と肌とが触れる瞬間に生まれる感覚的なコミュニケーションのように、人と物との関係性を決定づける大切な要素なのだろう。深澤さんのデザインがもつ機能ではなく、モノ自身の在り方や意思を浮かび上がらせる、藤井さんの写真の素晴らしさ。

梅佳代写真展 じいちゃんさま

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村野藤吾設計による北國銀行武蔵ヶ辻支店のリニューアルオープンにともない、その3階に入ったのがNPO法人金沢アートグミ。この日は、お盆を意識して?か、石川県出身の写真家・梅佳代の写真展「じいちゃんさま」が開かれていました。写真は何度か見たことがあったけど、それ以上に梅佳代自身が撮ったじいちゃんの映像がほのぼのし過ぎていて、完全に梅佳代ワールドに引き込まれてしまった・・・。映像といってもホームビデオのようなもので、ビデオカメラを片手に、じいちゃんとたわいもない時間が続いていく。写真だけ見ると、ただふざけているようにも見えるけど、「じいちゃーん。じいちゃーん。じいちゃーん。じいちゃーん。(・・・じいちゃん、ゆっくりと振り返る。)アリおったかー。」と、少し耳の遠くなったじいちゃんを何度も呼ぶ声には、いとおしくなるほどのじいちゃん愛を感じました。

ヘルシンキ・スクール写真展 風景とその内側

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極北の澄みわたった空気の緊張感や厳しい自然環境と共生した暮らしを送る人々。「Ultima Thule(最北の地、遠い未知の国を意味する)」をテーマに写真を撮り続けている、ティーナ・イトコネンの写真が素晴らしかった。このブログのドメイン名にイヌイット語で「家」という言葉を使っているように、雪国出身の僕自身、雪や氷で覆われた風景が好きだったり、北極圏に住む先住民族に興味があったりするから、なおさらのこと。

たのしい写真 – ホンマタカシ

ふだんデジカメを肌身離さず持ち歩いていて、撮るのは大好きな写真も、その知識についてはかなり疎く、露出・絞りも実は何となくしかわかってないし、ちょっと前までは「エグルストンって誰?」というレベルでした・・・。そんなこともあって、買って読んでみると、写真の作風とも相通ずるような透明感のあるフラットな文体でさらっとまとめられていて、自分自身の写真入門編としては充分な内容でした。

余談ですが・・・今でこそ好きな写真家は何人もいるけど、思えば僕にとって、篠山紀信、アラーキーに続いて、名前を覚えた3人目の写真家がホンマタカシさんでした。

NUDE!! NO NUDE!? by KISHIN

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最新号の広告批評美術手帖での特集、そしてNADiff全館での展覧会。ルネサンス以降、人々の芸術性・宗教観・道徳心を大きく揺さぶってきたNUDEというモチーフを、50年に渡って撮り続けてきた篠山紀信とは、いったい何者なのか・・・。

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