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多摩美術大学上野毛デザイン展

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自由大学で知り合った小林さんに会いに、多摩美の卒制展へ。10月頃にドキュメントを見せてもらった「傘」の共有プロジェクトは、その当時よりも洗練された提案になっていました。とくにJRの各駅を基点とした共有コミュニケーションを生みだす仕組みとして、透明のビニール傘に駅ごとのシールを貼っていくというアイデアは、子どもにも充分伝わるシンプルなもの。高価な最新技術を採用するのではなく、ここで「たかが傘だからね」と言えることが、何よりも大切なスタンスだと感じました。そして、小林さんが言っていた『最適化』というキーワードは、いま自分の中でも考え続けている「広義のデザイン」を捉えるには興味深い言葉。またゆっくり、話しましょう。傘マークにも見えた、瓶入りのコンペイトウもおいしかったです。

方丈 展

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天童木工PLYで開催中の秋田道夫さんの展覧会。この日はトークイベント。秋田さんの話を聞いていると、ON(仕事モード)とOFF(日常モード)がほとんど変わらないように感じる。今回の展示テーマである日常空間(職場)も、まさにそう。六畳程の風呂なしアパートの小さな台所でコーヒーを入れる姿。もちろんカップは80mm・・・。そんな姿に共感して、惹かれてしまうんだな。

LaCie iamaKey

lacie

先週、友人に見せられて、即買いしたのがこのUSBフラッシュメモリ。ネットで注文して今日届いた。カギと一緒に保管すると、衝撃・傷・静電気等でデータがぶっ飛ぶ危険性も無くはないんだろうけど、代わり映えのしないスティック状の他社製品に比べると、極めて完成度は高い。

PROTOTYPE 03 展

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アイディアの誕生から商品化に至るまでの過程の中で、繰り返される、スケッチやモックアップによる試行錯誤の数々。それらプロトタイプの過程を経てこそ、初期のアイディアがワンランクもツーランクも上の完成度に達するのだろう。

ヴェルナー・パントン展

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ヴィトラが企画しているだけあって、かなりお金をかけた展示。パントンチェアだけでも様々な切り口から語ることができるのだろうけど、パントンの魅力はカラフルで造形的なインテリアやプロダクト単体ではなく、サイケデリックな空間でこそ伝わってくる。展示のハイライトとなる「ファンタジー・ランドスケープ」の体験コーナーは、これだけでも見に行く価値ありです。

秋田道夫デザイン展 新東京百景 – 信号編

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製品をつくる工場の人。採用を決める警察の人。設置やメンテナンスをする人。街でそれを見る人。秋田さんの話には、信号機に限らず、とにかく「人」という言葉がよく出てくる。デザインの公共性とは、社会的意義を主張することでも、モノの合理性を追求することでもなく、ただそれに関わる人のことを思い、考えることだと思った。

「この10年」展

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今シーズン監督通算1500勝を達成し、惜しまれつつ楽天の監督を退任した野村克也氏。その野村氏が選手時代に史上初の2500安打を記録したときのインタビューで、「王や長嶋がひまわりなら、オレはひっそりと日本海に咲く月見草」とコメントしたことは有名な話。そこで、もし、現在のプロダクトデザイン界における「ひまわりが深澤直人さん」だとするならば、「月見草は秋田道夫さん」なのかもしれない。天童木工PLYでの展覧会は先週末まででしたが、来週17日からはNOW IDeAでの展覧会がスタートしますね。写真の80mmは、僕も職場で毎日使ってます。

balloon balloon

kikyu

ミッドタウンの中庭に浮かぶ熱気球に負けず劣らず、IDEOがつくったiPhoneアプリballoonimalsがオモシロイ。

THE OUTLINE 展

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輪郭とは、空気や周りの雰囲気との境界になるだけでなく、肌と肌とが触れる瞬間に生まれる感覚的なコミュニケーションのように、人と物との関係性を決定づける大切な要素なのだろう。深澤さんのデザインがもつ機能ではなく、モノ自身の在り方や意思を浮かび上がらせる、藤井さんの写真の素晴らしさ。

TOKYO FIBER ‘09 SENSEWARE

senseware

21_21で、今年のミラノサローネで展示されたSENSEWARE・東京展を見に行く。どれも気になるモノばかりでしたが、ユーモアという切り口では、次の2作品がとても素晴らしい。ひとつは、ミントデザインズのファッショナブルなマスク。医療分野においてはこれから、痛くない注射針のような最新技術やナノ素材が実用化される一方で、ネガティブになりがちな感情にすっと入り込めるようなデザインが求められるようになるんだろう。そしてもうひとつは、原さんの笑うクルマ。一見、幼稚なデザインのようにも思えるけど、実際に、車の正面を動物の顔のようにすること(ライト=眼・バンパー=くち 等)で視認性を高め、事故防止に繋げるという研究もされている。柔らかい表皮にするという、もう一歩進んだアイディアも含め、近い将来、こういう車が誕生してもおかしくない。

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