- 2009-02-04 (水) 15:43
- IGLU tokyo
最も象徴的なのは、はじめの展示室の敷地模型。街並みに馴染みすぎていて、パッと見るとどれがD&Dの建築なのかわからない・・・。
「都市における建築のあり方から考える」というスイス人の建築家らしいアプローチは変わらないものの、D&Dの建築には、圧倒的な造形力があるわけでもなく、街の雰囲気を一変させるようなコンセプトがあるわけでもなく、極めて地味で平凡に見える。ただ明らかに言えるのは、隣接する建物とは確実に異なる建築の質。そして、何十年も前からその場所に建っていたかのような存在感があること。それが見る者の心を強く惹きつけ、スイス国内に留まらず、ヨーロッパ中のコンペを勝ち取っている由縁なのだろう。
コンピューターによる複雑な構造解析を取り入れた奇抜なデザインが主流になっている現代建築において、基本に立ち戻り、建築が本来なすべきことは何か?を強く意識させられました。
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Comments:6
- tai 09-02-05 (木) 4:33
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oui!!!
そうですよねー。
そして、来てたのですねー。
こういうプロセスで建築をひっそ~りとやっていきたいもんです。 - onomaki 09-02-05 (木) 11:04
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わお。
高くんの文章だけでも相当、行かなくてはという気分になりました。
webサイトを見て、これは確実に見たくなりました。 - taka 09-02-06 (金) 1:33
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>tai
このスタンス、
実際にはかなり難しいと思うのだけど、
憧れますねー。 - taka 09-02-06 (金) 1:35
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>onomaki
かなりオススメです。
模型見て、図面見て、モックアップ見て、
いろいろと楽しめますよ。 - minamimusashi 09-02-17 (火) 0:37
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お久しぶりです。先代のブログに一度TBを送信した者です。
D&D展、建築教育経験皆無ながらも行って観てきました。
内容的にはなかなか興味深く鑑賞できたのですが、
手元のハンドブックや、テーブル据え置きのカタログを開いたり閉じたりで
結構疲れました(笑) - taka 09-02-17 (火) 1:14
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>minamimusashiさん
お久しぶりです!
D&D展行かれたのですねー。確かに展示は、一般受けしないというか、かなり建築マニア向けの内容でした。
ただ、ああいう、ミニマムでもなく、もちろんデコラティブでもない、
ほどほどにちょうどいい感じは、
今の日本人建築家にはなかなかいないタイプなので、
D&Dの視点は、基本に忠実なぶん、とても新鮮でした。それにしても、どういう経緯で展示を行うことになったのか?
日本でのプロジェクトの予定がある訳ではないと思うので、気になるところです。
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